#140 2021年6月 SDGs |
今年は遅ればせながら、関東地方でもやっと梅雨入り宣言となりました。 SDGs …?最近よく聞かれる言葉で「SDGs(エスディージーズ)」があります。 元は英語の “Sustainable Development Goals “ という言葉が元で、直訳するとまさしく「持続可能な( Sustainable )、開発( Development )の目標( Goals )」となるのですが、なんとか理解できるのは「開発目標」の部分で、「持続可能な」がいま一つ分かりにくい原因のようです。 何を持続するのか?一体何を持続するのかと調べてみると、「人間が地球に住むこと」を「持続させること」です。 つまり、「人間がこの地球でずっと暮らし続けることができるような世界を開発して(作って)いくための目標」ということになります。
うーん…、それでもまだ今一つピンと来ないで漠然としているのは、現在を生きている私たちにとって「地球はずっとあるものだろうし、いくらなんでも人間が暮らせなくなるようなことはないんじゃないか?」という気持ちが少なからずあるせいかも知れません。 確かに、様々な情報によれば「地球温暖化や気候の変動」、「石油(化石)資源の枯渇」、後進国で問題となっている「貧困や飢餓」など、解決していかないとならない問題は山積しています。 でもそれらを本当に解決していくことができるのでしょうか? × × × それではダメ!「でもそれらを本当に解決していくことができるのでしょうか?」 ←
それではいけない!
17個の目標
(7.4億人が一日2ドル(\250.)で暮らしてる)
(8.2億人が栄養不良)
(540万人が5歳未満で死亡)
(6.2億人の識字不能な子どもや若者)
(2.5億人の女性が15歳未満で結婚)
(7.8億人が安全な飲料水を飲めていない)
(8.4億人が電力を利用できていない)
(青少年の20%が教育/仕事/訓練に参加していない)
(インフラの未整備で40%の経済損失)
(都市部より3倍の農村部での女性の出産時死亡率) (世界中の女性議員の割合は22%)
(20億人がゴミ収集サービスを受けられていない)
(8億人の飢餓に苦しむ人々 → 食品ロスの問題)
(CO2の排出量がこの30年で50%増加している)
(漁獲高の33%が獲られ過ぎで海洋生物が減っている)
(森林伐採などで年間に4万種の生物が絶滅している)
(紛争や災害で年600万人以上の子どもが死んでいる) (2.6億人の子どもが学校に通えていない)
(この達成のためには強力なパートナーシップが必要)
こうして見てみると、日本の豊かさを当たり前と思っているのが、実は世界では限られた少数の人々であって、世界という大きな視点で見た時には継続的な活動が必要なのだとわかります。 ※ WEB版での追記 現時点で特になし |
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