#091 2017年1月 衣類の取り扱い表示が変わりますWEB向けに表を作り直しました |
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昨年末、お正月と暖かく過ごすことができましたが、ここ数日の大型の寒波到来ですっかり冷え込みがきつくなりました。 二十四節気 では小寒から大寒にあたる1月。 年賀状を出しそびれた方に寒中見舞いを送るにも、節分までの今月いっぱい。 春に向けて衣類をクリーニングに出そうとする時に、12月から衣類の洗濯表示が変わっています。 今月はそんな話題から… 衣類の洗濯表示(取扱い表示)が変わります日本も加盟している世界貿易機関(WTO)の協定で、国際規格に基づいた日本の国内での衣類の取扱い表示の変更は、長年求められてきました。 しかし生活習慣の違いから、欧米では衣類を自然乾燥をさせる習慣がないため、それを示す記号が長いことありませんでした。 このため、4年前に自然乾燥の記号を含む国際規格の改定が行われ、それに合わせて今回の表示の変更になりました。 いままで日本独自の表示だったものを国際規格に合わせるために、私たちにはなかなか大幅な変更(22種類→41種類)になります。 しかしその反面、日本で生活する外国人の方も増えたり、衣類の輸出においても洗濯表示のタグを付け替えないでもいいというメリットも生まれてきます。 今回の改定でどのように変わったのでしょうか? 新表示、覚え方最初に気が付いたのは、文字(漢字)がなくなったことと、文字に代わって記号や線で表されるようになったので、視覚的には単純化されたのかなということです。 これによって約2倍に記号の数は増えたのですが、「覚え方」の法則を覚えてしまえば、少し分かりやすくなるかも知れません。
まずは基本になる5種類の記号を覚えてください。
この5種類の基本記号に、温度や強さなどを表す「付加記号」がつきます。
さらに細かい数字の指定と禁止の記号がつきます。
個人的には、「強さ」と「温度」の線と点の数で混乱しそうです。 (強さは線が増えると「弱くなる」、温度は点が増えると「高くなる」)
一覧表(41種類の一覧)
これから次第に衣服の洗濯表示が新しい表示に入れ替わっていきます。 慣れないうちは「あれ?このマークの意味は?」と戸惑いがちになるので、しっかりと区別できるようにしましょう。 |
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