漢字変換、文字登録他、「IME」の操作

自分用の辞書を作る

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説明は図のボタンに対応しています。 

は結構よく使う機能です。

変換機能の切り替え


単語登録(顔文字登録)


英字の大文字/小文字の入力


全角入力/半角入力の切り替え


検索機能


ローマ字/カナの入力切り替え


変換モードの切り替え


様々な設定 (ここだけでもOK)


タスクバーに入れる


分からない漢字を探す


ヘルプ


オプション


一般的に「単語登録」というと、「よく使う単語を簡単に出せるようにする」というのが目的です。

そのために、パソコンのログインIDと紐づいた「自分用の辞書」に登録をしていきます。 … 1

 

しかしパソコンを買い替えたりすると、以前に登録していたこの辞書はまた最初から登録しなおさないといけないのかというと、これはIME(文字変換機能)の中にある辞書ツールを使うと移行できます。 … 2


単語登録

1 自分用の辞書を作る

単語登録自体は非常に簡単で、単語登録のボタンを押した後で開く右の画面で、「単語」に登録したい単語を入れ、「よみ」に自分で覚えやすい読み方を入れた後に、下の「閉じる」で登録できます。

品詞については、細かく設定するなら正しく登録しておきたいのですが、適当にやっても運用上は問題ありません。

ここで裏ワザになるのですが、先に登録したい単語をコピーしておいてから単語登録を開くと、コピーした単語があらかじめ「単語」にセットされています。

また「読み」については、 【 (〃´∀`〃) ← こういう顔文字】を「わらう」で登録すると、「笑う」と混在して出てきます。

そのため「@わらう」と登録すれば、顔文字と混在して通常の単語が出ることはありません。

(@は通常文書ではほとんど使わないため)

 

2 古いPCから新しいPCに辞書を移す

使い慣れたパソコンも古くなれば買い替えることになります。
それまで慣れ親しんできた辞書を、新しいパソコンに移行するにはどうしたらいいでしょう?

単語登録の画面下にある「ユーザー辞書ツール」を使えば、古いPCから今までの辞書をファイルに吐き出し、新しいPCに移植することができます。(同じ機能は「ツール」から直接「ユーザー辞書ツール」を呼び出すこともできます)

手順としては、

1. 「古いPCから辞書を取り出す」

2. →「USBメモリーに移し」

3. →それを「新しいPCに移植する」

 

まずは古いPCのIMEの方で、「ユーザー辞書ツール」を開くと、上部の「ツール」に「一覧の出力」というのがあります。
そこを選択すると保存先を示す下の画面が開きます。

この時に注意するのは、「保存する場所」が見たこともないような所を示しているので、自分で分かりやすいように保存先を「デスクトップ」に変更します。
ファイル名はそのままでも構いません。 そうすると、デスクトップ上に「abcde.txt」というファイルが出来ます。
(「abcde」は自分でつけた任意の名前)

このデスクトップに保存したファイルを、USBメモリーに移し換えます。

「コピー」でも「切り取り」でもどちらでもOKです。

この「保存する場所」が変なところになっているのは、システム上のバックアップのためで、今回は「移行」が目的ですから、いま作るこのファイルは、USBメモリーに移したところでお役御免で廃棄しても差し支えありません。

ユーザー辞書ツール↑

↓その保存先

このUSBメモリーを新しいPCにさして、そちらのIMEから「ユーザー辞書ツール」を開きます。

今度も同じ画面からの操作ですが、「テキストファイルからの登録」というのを選択します。 

そこで先ほどのUSBメモリーと、先ほどのファイル(例で「abcde.txt」としたファイル)を指定して登録を開始します。

 

以上で、古いPCから新しいPCへの辞書(顔文字)の移行は完了です♪

っていうか、思ったより簡単だと思いますよ!!

 

注意点があって、これは「Microsoft」の「IME2010」というものを対象の操作です。

バージョンが違うと若干やり方も変わりますが、マイクロソフトのIMEなら大きく違うことはないはずです。

ユーザー辞書ツール↑

↓USBメモリーを選択


様々な設定

IME(漢字変換)のプロパティを見る)

ほとんどのIME(漢字変換機能)設定は、ここでできます。

全般 変換 和英混在入力 辞書/学習 オートコレクト 予測入力 プライバシー その他

IMEの全体を見る

〜プロパティを開いてみる〜

 

図のように、ツール(一番右の道具箱の形をしたアイコン) → プロパティ で、IMEのプロパティを開きます。

ここでは、

全般

変換

和英混在入力

辞書/学習

オートコレクト

予測入力

プライバシー

その他

の各種の細かい設定ができるようになっています。

 

1. 「全般」の設定

今回は省略

 

2. 「変換」の設定

今回は省略

 

3. 「和英混在入力」の設定

今回は省略

 

4. 「辞書/学習」の設定

ここでは標準辞書のほかに、パソコン全体が使う「システム辞書」として、どういう辞書を使うかを設定しています。
郵便番号を入力して変換すると住所が出るのは、ここで「郵便番号辞書」を設定しているからです。

それでは設定の一例として、同じように「顔文字辞書」を設定してみましょう。

右の画面ではすでに「顔文字辞書」が設定済みのため、「辞書の情報」というボタンから、この辞書の詳細を見てみると、「辞書ファイル名」というところに、
C:\ProgramData\Microsoft\IME14\IMEJP\DICTS\IMJPST.DIC
というのがあります。

これがPC内で、顔文字辞書のある場所になります。

(エクスプローラから直接見ないようにしてください。万が一ファイルを削除するようなことがあると危険です。)

使いたい辞書を登録するには、「追加」ボタンを押してください。すると、右の画面が立ち上がりますので、そこから選択することになります。

ファイル名だけだとよく分かりませんが、クリック(シングル)してみると、左下の部分に何のファイル(辞書)なのか説明文が出ますので今回は「顔文字の登録」ということで、
「IMJPCH.DIC」 を選択して「開く」ボタンを押します。

ちなみに人名辞書は「IMJPNM.DIC」、カタカナ辞書(カタカナ→英語に変換)は「IMJPLN.DIC」になります。

これでシステム辞書に登録されましたので、「辞書の設定」というところにある、「□ 一般」「□ 人名/地名」「□ 話し言葉優先」から選んで、チェックを入れます。

分からなければ、全部にチェックを入れても構いません。

 

これで、最後に「適用」→「OK」と押せば、IMEへの顔文字の設定が完了です。

顔文字以外をシステム辞書に登録しようとするならば、これと同じ作業を繰り返すことになります。

 

5. 「オートコレクト」の設定

今回は省略

 

6. 「予測入力」の設定

今回は省略

 

7. 「プライバシー」の設定

今回は省略

 

8. 「その他」の設定

今回は省略


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