#111 2018年10月 紅葉の富士山ツーリング |
30℃を超えていた夏日、35℃を超えていた真夏日が、まるで遠い昔のように急に「涼しい」を通り越して寒くなりました。 思えばまだ10月。 ですからまた30℃近い日があるかも知れませんが、一方では西高東低の冬型の気圧配置の影も見え隠れしています。 季節が変わろうとしています。 風邪をひかないようにお身体にご注意ください! そういうわけで紅葉の季節か…初めのころに、山梨県清里のブレドオールでパン作りの体験ツアーをしました。 ( #002 2008年12月 清里 Ble d‘orでパン作り♪ )
標高が1100mほどもある清里は、東京よりも一カ月ぐらい季節が早い感じで、11月にもなると紅葉の季節を迎えます。 ほんの二週間前に、清里ではないのですが同じ山梨方面に、友人とバイクでツーリングに出かけてきました。 とはいえ、行楽シーズン真っ最中の中央道は行くのも帰るのも大渋滞が予想されたため、高速道路を使わないルートで行ってきました。 これから紅葉が見ごろのその時のルートが、地図のコースになります。
(東武練馬から中央道・一宮御坂ICまで) 東伏見から、伏見通り〜新武蔵境通り〜鶴川街道〜尾根幹線を南下し、神奈川県の橋本から津久井湖方面を目指して山中湖方面へ抜ける、道志川に沿った「道志みち」というコースです。 【追記】 どうし道は2020年オリンピックの自転車競技のコースになりました。
津久井湖の城山ダムを渡る橋を過ぎて、キャンプ場や道志川に沿った田園風景を横目に眺めながら、途中の「道の駅どうし」まで。 順調に進んで約2時間から3時間掛かりますので、途中のコンビニで一回トイレ休憩をはさんでもいいかもしれません。
ここを過ぎれば30分も掛からずに山中湖に着きます。 おそらく行楽シーズンの中央道で行くよりも早く着けるはずです。 山中湖から山中湖と言えば、ご存知のように富士五湖の一つで、湖畔から雄大な富士山がすぐ目の前にすそ野まで広がっています。 今回は山中湖から河口湖へ抜けるルートを進みましたが、河口湖(富士吉田方面)ではなく鳴沢村から富士宮方面に回れば、朝霧高原から富士山を一周するルートにもなります。
今回は久しぶりの楽しみがあって、河口湖大橋から国道137号線を御坂(みさか)の方へ向かいました。 河口湖大橋からしばらく行くと、137号線は御坂トンネルに入っていきます。 ここでご紹介しておきたいお勧めのコースは、そのトンネル入り口のすぐ手前を右折して、旧道の御坂峠に入っていくコースです。 旧道御坂峠から見る…ここは舗装された道ですが、トンネルの道と比べるとだいぶ細く、少し気をつけて運転する必要があります。 しかし、この峠の頂上から見る風景こそが今回ご紹介したいポイントです。
頂上につけば「天下茶屋」という休憩所があるので、すぐにわかると思います。
クルマをそこで止めたら、降りて後ろを振り返ってください!
この旧御坂峠から見る富士山が、今回一番のお勧めポイントです。 冬になるともしかしたら積雪や凍結で通行止めになるかもしれないルートですが、おそらく11月いっぱいは、「紅葉」と「雪が積もり始めた富士山」と眼下に見える「河口湖」の絶景をご覧いただけるはずです。 (ただしお天気だけは約束できませんので悪しからずw)
お帰りは中央道の一宮御坂ICからでもいいのですが、少し甲府方面に向かって石和温泉で一泊するのもいいかもしれません。 ちなみにバイクツーリングの私たちは、塩山から奥多摩を経由して帰ってきました。これはかなり長距離(400kmぐらい)なので、覚悟して行かないとなりませんね。
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