薬王院への参道途中でも…
そこに開けていたのは東京の街だけでなく、はるかに筑波山や赤城山まで見渡せる素晴らしい眺め!! 
もちろんいま話題のスカイツリーは、ちょうど新宿の高層ビル群から頭を突き出すように見えました。 
ケーブルカー山上の高尾山駅から薬王院までは約1kmの道のりです。 
下はコンクリートで舗装されており、薬王院までの参拝なら、普通の靴なら大丈夫です(ハイヒール等は不可)。 
清々しい空気を吸いながら歩けば、途中には51頭のサルが飼育されているサル園、約300種類の野草をできるだけ自然の姿でみることのできる野草園があります。 
今回は薬王院への初詣参拝が目的のため見ることができませんでしたが、お子様連れでも楽しめる施設です。 
サル園・野草園を過ぎると、左側に異様な根をした杉の木があります。 
説明書きによると、参道建設の時に邪魔になった杉の根が、明日は伐採という前日に一夜にして根を丸めたという「たこ杉」です。 
そして近くには「開運・ひっぱり蛸」が!!  
ひっぱり蛸、たこ杉の先で「浄心門」をくぐると、いよいよ山寺の雰囲気が増してきます。 
高尾山に来ると気がつくのですが、ここは不動明王の化身といわれる「南無飯縄大権現(なむいずなだいごんげん)」をご本尊として祭っているのですが、天狗の像も大変目立ちます。 
この山では、天狗は飯縄大権現様の随身として、「除災開運」「災厄消除」「招福万来」など、衆生救済の利益を施す力をもつとされ、多くの天狗伝説や天狗信仰があり、神格化されています。 
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