丸い緑の…?
元歌がなんであったかというより、「まぁるい緑の山手線、真ん中通るは中央線…」と言われれば、「ああ、あのCMソングだね」というほど、某カメラ店(いまでは家電量販店というべき?)の、だれでも知っているあの歌です。
そしてこの山手線は、通勤通学の足としても親しみ深い電車であるともいえます。
ところが、よくよく見てみれば、「緑の電車」というのはもう昔の話で、いまではステンレスの車両に緑の帯が巻かれた電車になっています。
この緑帯の電車は、現在では二代目になる、
「E231系500番台」で、緑帯一代目は国鉄時代の「205系」という車両になります。
現在の車両(E231)に置き換えられた時に、一部の205系は埼京線や南武線に移りましたが、さらに遠方にいった車両の中には、東日本大震災で被害にあったものもあります。
【追記1】 2019/02/20
現在では次の三代目になる新しい車両(E235系)への置き換えが進行しています。
デザイン上の一番の変更は、前面が黒のグラデーションが入った全体グリーン。
そして側面は、いままで横のラインから扉部分の縦4本のラインに変更になっています。
車内にはたくさんの液晶画面(デジタルサイネージ)が設けられ、中吊り広告の量が大幅に減っています。
また優先席やフリースペースが拡充され、ベビーカーへの対応も充実しています。
現在では自動運転の実験も行われています。
【追記2】 2019/02/20
先代のE235系500番台と先々代の205系はその後どうなったでしょう?
E235系においては、車齢(車両の年齢)も若いため、置き換え先として京葉線、総武緩行線へと転属していきました。
帯を巻き替えて、現在も活躍しています。
205系は、南武線や同種の車両を使っていた横浜線から撤退し、多くの車両がインドネシアに譲渡され、彼の地で活躍しています。
日本では当たり前になった冷房付きの車両が大人気だそうです。
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