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#013 2010年1月 地震の話

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地震の話

1995年1月17日の朝。

いつものように出勤前にTVのニュースを見た方は、異常な光景にぞっとしたことでしょう。

阪神淡路大震災。

当時私は東京に住んでいたので、その恐ろしさはTV画面を通じてのものでしたが、もちろん1995年当時に関西圏にお住まいだった方には、実体験として、本当に恐ろしい思いをされたことと思います。

そして今年、1月12日には遠くハイチでのM7.0規模の大地震が発生しました。

地震国日本では、とても他人事とは思えない大惨事に、いつ首都東京が同じ被害にあうかと思うと、不安は募る一方です。

「そうそう地震なんて起きないよ」というのは簡単であり、願いではありますが、万が一地震が発生した時には、日ごろからどれだけの備えをしておくかが、生死を分けることにならないとも限りません。


備えあれば憂いなし…非常用持出し袋のチェック

持ち出し袋に最低限入れておきたいもの

・ 携帯用小型ラジオ

・ 懐中電灯

・ 予備乾電池

・ 防災頭巾

・ ヘルメット

・ ロープや軍手

・ 予備のメガネ

・ 予備の補聴器

・ 救急セット

・ 雨具

・ 防寒具や防寒用品

・ 油性マジック

・ 貴重品や現金

・ ホイッスルや笛

 

ラジオや懐中電灯は言うに及びませんが、いざ使おうという時に電池が消耗していては宝の持ち腐れ。

予備の電池も新しい物か確認しておきましょう。

防災頭巾には名前や住所を書いた名札をつけておくと安心です。

夜の地震の時に、外したメガネや補聴器を持って避難するのは困難です。

使わなくなった古いメガネでも十分なので、非常用持出し袋には入れておくのを忘れないようにしたいものです。

暑い夏はしのげても、寒い冬は寒さでの二次災害の危険もあります。

使い捨てカイロなども準備しましょう。

また雨具も防寒具として兼用できます。

貯金通帳や健康保険証はコピーをとって入れておきましょう。

現金も1000円札と小銭で2〜3万円あれば十分です。

油性マジックは何にでもメモを書けるので便利ですし、声を出して助けを求めるのに、笛やホイッスルは体力を消耗しません。


非常用持出し袋+(プラス)

これもあったら なお安心

・ 飲料水

・ 食料

・ ビニール製ポリタンク(バケツ)

・ 下着、衣類、生理用品

・ ティッシュ、ウェットティッシュ

・ 携帯用トイレ

・ ポリ袋、ビニールシート

・ ろうそく、マッチ、ライター

飲料水はペットボトル入の物を用意しておきますが、長い期間そのままにしてないかをチェックしましょう。

食料はかさばらないで、高い栄養価のものがいいでしょう。 最近は防災用に水につけると元に戻る製品もあるようです。

下着・衣類は、旅行ではないので1着分あればいいでしょう。

女性はスカートよりもズボンの方が機能的です。

ティッシュ、ウェットティッシュは水が使えない場合便利ですが、逆に持ち出し袋に入れておくときはビニール袋に入れて、水濡れや乾燥に注意しましょう。

この保存の方法はろうそく・マッチ・ライターも同様です。

ポリ袋やシートは、雨風から身体を守ってくれたり、工夫によって使い方はたくさんありますので、是非用意しておきたいものです。

 

ちなみに私の場合

非常用持出し袋は、自家用車の邪魔にならない所に置いてあります。

扉さえ開けられれば、車の中は非常時の居住空間として実用に耐えられます。

→ → → 窓ガラスを壊して扉を開けようとするのはNGです。飛散したガラス片で、せっかくの車内が座ることも寝ることもできなくなってしまいます。

ドライブの途中で飲料水は飲んでしまったりしますが、その時は常に補充することを忘れないように心がけています。

→ → → おかげで消費期限は常に新しくなっています。

ナイフも車の中に一本ぐらいは用意しておきたいのですが…、銃刀法に定めるところがありますので所持にはご注意ください。

→ → → 基本的に刃体の長さが6cmをこえる刃物を携帯してはならないのですが、一部のハサミや折りたたみナイフには8cmまでは所持を認められているものがあります。(刃先が丸いものであるとか、刃の厚さに制限があります)。


避難時の心得8か条

非難時には、次の8つのことを忘れないで心がけてください。

火の元やブレーカーの確認

避難する時は、ガスの元栓を締め、電気のブレーカーを落としましょう。

 

家族各自の緊急カード

首から下げるパス入れに、家族の身分が分かるカードを用意します。

 

避難場所の確認

地域で指定されている避難場所をもう一度確認しあいましょう。

 

最小限の荷物

非難時には必要最小限の荷物にすることで、迅速に行動できます。

 

お年寄り・子供の安全確保

手をつないだり、話しかけたりしながら、迷子にならないよう注意してあげましょう。

 

情報の収集

口コミや噂の情報に惑わされず、ラジオや公報から正確な情報を入手して、パニックにならないようにしましょう。

 

退避時窓閉めの励行

家から退避する時は、閉められる窓は閉めておくことで、火災の延焼を防ぐ効果があります。

 

階段の利用

マンションのエレベーターは停電により途中で停止することもあります。同様にエスカレーターも急激な停止は転倒事故を招きます。避難時は階段を使って非難しましょう。


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