#053 2013年9月 解決策を考える

 

 気になっていること 〜

大きな台風が来ました。

毎年いくつも台風が発生し、その うちのいくつもが日本列島に向 かって、南からやってきます。

特に今回は、日本近海で発生した ため、発生から直撃までがあまり 時間がなかったことに加え、典型 的な「雨台風」のために、関西を 中心に水害をもたらしました。

リンゴが好きな私にとって、東北 地方の被害も気になります...

最初におことわりしておくと、「気になっている」ことではあるのですが、なにも答えらしいものを用意したわけではありません。
しかも調べたわけでもなく、ほとんど感覚的に「気になって」きていることなのですが…。


 異常気象について 〜

まず最初が、この台風に代表されるような「異常気象」について。

昔でいうなら、伊勢湾台風など甚大な被害を及ぼした台風もありました。
しかし、この何十年かの間に治山治水の技術も進歩し、水害を止めるように自治体も努力してきたはずと思います。

それだけのことをしてきたのに、それを上回って土砂崩れや河川の氾濫を引き起こすほどの台風や、ゲリラ豪雨、また関東北部で頻発しだした竜巻などを思うと、これってやっぱり異常気象ですよね?

地球の温暖化が原因といわれますが、どういう理屈でこの異常気象につながるのか、気になっています。


 食物アレルギーについて 〜

次に気になっていることが、「食物アレルギー」について。

調布市の小学校給食で、チーズ(乳製品)アレルギーの児童が食後に発作を起こして亡くなるという事故がありました。

ご高齢の方は別にして、多くの方が学校給食を経験されているのではないかと思います。

「XXのアレルギーで…」というクラスメートはいましたが、発作の程度は湿疹などで、死に至るような大変な発作というのは、あまり記憶にありません。

こういうことは個人差があるものですから、一概に決めつけることはできませんが、なんだか症状が深刻化していることが気になっています。

(食品の表示については「2013年11月 なんだかなぁ… 食品偽装」をご覧ください)


 因果… 〜

本当は「気になっていること」はもっとあるのですが、この2つの例を書いていて頭に浮かんだのは「因果」という言葉です。因果というのは分解すれば、「原因」と「結果」と思うのですが、どちらも被害ということでは「結果」であり、「原因」の部分も分かっているのですが、結びつく「過程」も含めて考えないと、問題の解決にならないのではないかと思いました。


 問題の解決策(ソリューションという言葉) 〜

テレビのコマーシャルや広告でよく見かける言葉に、「ソリューション(Solution)」というのがあります。

英語の辞書を引くと、Solution=解決策と出ているので、そういう意味なのでしょうが、いま一つよく分かりません。

「これが○○(企業名)のソリューションです」
「お客様にカスタマイズされたソリューションを届けます」

そこで、コンサルタントをしている友人に、ソリューションってどういう意味なのか、教えてもらいました。

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簡単に言えば、いまある結果に満足しないわけでしょ?

そしたらハッキリさせないといけないのは、「なぜ」その結果が起きたかということ…。

それが分かればそれを取り除くんだけど、これがそう簡単にはいかない。

習慣とか社会環境とかで取り除くことができない「原因」はいくらでもあるからね。

そうしたらそこになんらかの「方法」を持って来て、取り除くのか、緩和していくのかで、いまある結果を違う結果にしていく…、

つまりそれが解決策(ソリューション)になっていくんだよね。


たとえば風邪を引いたとする。

もちろんお医者さんに行ければいいけど、とりあえず薬屋さんにいって風邪薬を買おうと思った。

これ、一種の解決策ね。

その時に成分…塩化リゾチウムとか見ても分からないから、効能…熱・鼻づまりとかを見て買うでしょ?

薬屋さんがお客さん(ユーザ)にいくら成分を説明しても、たいていの人は分からない。 

なんとなく分かった気になって買うかもしれないけど、実は半信半疑だったりする。


もっとも、これは熱・鼻づまりを緩和する「対症療法」ってやつで、根本的な原因を解消しているわけじゃないんだよね。

原因は菌が体内に入って悪さをしているわけだから、そこを突き詰めないとだめでしょ?

だから専門医にいってそこを根絶しないと本当の治癒(ソリューション)にはならないんだよね。


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 解決策をどう考えるか 〜

社会生活をしていると、大なり小なり様々な問題にぶつかります。その時に、それをどうやって解決していくのか…。

よく私たちが口にしてしまうのが、「誰がやった」という言葉ですが、本当にその問題を解決するには、「どうして起きた」のかを解決または改善して行かなければなりません。

たとえば、福島原発の放射能漏れは、「誰が」ということでは東京電力になりますが、
「どうして起きた」かに立ち返ると、未来に向けて考えていかなければならない解決策が必要
です。

これは行政や法の整備も必要な場合もありますが、その前に一人一人ができる解決策(対応策)を考え、またそういうことが起きないように、未来を考えておく必要があります。

なぜなら、未来は子どもたちに受け継ぐべきものですから!