#043 2012年10月 今度は東京の西の方へ

 

そろそろ各地から紅葉のたよりも聞こえ 始め、また食通の方には、実りと収穫の 秋到来という感じですね。

来月にはもう立冬。

立冬、冬至が過ぎる と新しい年はもうすぐそこまで。


 今度は東京の西の方へ  〜

毎週日曜日は、TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」という番組を聞くのが習慣なのですが、先日は珍しくスタジオからではなくて公開放送という事で、東京都檜原村(ひのはら村)からの中継でした。

番組独特の統計方法「ハッスル係数」に基づいて、一番このハッスル係数が高かった市町村を訪問するという、年に一度の公開放送です。

このハッスル係数。番組に寄せられたメールの数を市町村人口で割るというもの。
従って、人口が少ないと、寄せられたメールが少なくてもハッスル係数は低くならないので、ある意味、公平な統計方法かも知れません。

今回このハッスル係数が高かったのが、檜原村でした。
寄せられたメールは、わずか2通だったのですが、人口がそれに対して2500人ほどしかいないため、高ハッスル係数値となったのです。


 東京にある町と村 〜

多くの人に住んでいるところを聞くと、「東京都XX区」とか「東京都△△市」という答えが返ってきますが、東京都の中に、区でも市でもない町村がどれぐらいあるかご存知ですか?

調べるまでは、少ししかないと思っていたのですが、これが思った以上にあるんです。

全部で13町村ある内の、もっともその多くは島嶼になるのですが、島ではない本州部分でも、「瑞穂町」「日の出町」「奥多摩町」「檜原村」と4つになりました。

言われてみれば、「あるある♪」と思い出しますよね。

本当に東京都の西となると「奥多摩町」がそうなります。

そして「檜原村」はその少し南東側。
入母屋式の合掌造りである「兜造り」の民家があることで知られる 「数馬」 があるのも、この檜原村になります。


 公共交通機関はバス 〜

檜原村は、奥多摩町、山梨県の上野原市とも隣接していますが、そちらに向かっての交通機関はなく、山が開けた東側のあきる野市へのバス路線が重要な公共交通機関になります。

JR五日市線の終点である「武蔵五日市」が、鉄道の最寄り駅になり、京王電鉄系列の西東京バスが接続しています。檜原村へはこのバスで約30分かかります。

クルマで出かけるなら、青梅街道よりも一つ南側の五日市街道を西に向かうことになります。

この五日市街道は立川市と福生市の境で大きく南側に迂回しています。
これは戦後の横田基地滑走路の延長で、直進していた五日市街道が寸断され、迂回して現在のようになりました。
この五日市街道は、武蔵五日市の駅前から、「檜原街道」に名称が変わります。

または高速道路の中央道か関越道を経由して圏央道で、「日の出IC」か「あきる野IC」から、いずれも15km30分ぐらいで行けます。


 東京都西多摩郡檜原村 〜

正式な住所はこのように「西多摩郡」が入ります。
かつては北多摩郡や南多摩郡もありましたが、いまでは西多摩郡だけが東京で生き残ったといえますね。

檜原村の面積は105.42㎢、世田谷区の約2倍になりますが、人口は2012年10月1日現在で、男1274人/女1277人の合計2551人です。
面積の93%が林野におおわれた、山里という風土になります。多摩川に流れ込む秋川の源流でもあります。

村としての歴史は古く、明治22年に立村ということです。
村内からは縄文時代の遺跡や出土品が発掘されたり、都内には珍しい、鳥獣の宝庫といえる豊かな自然にも恵まれています。

檜原街道を進むと、合掌造りの民家があるとお話しした 「数馬」地区に行けます。
ここは「数馬の湯」としても知られ、温泉センターもあり、日帰り観光を含め多くの方が観光に来ます。

この檜原街道をもっと進むと、本当に東京の西のはずれの「奥多摩湖」までドライブということになります。
帰りは青梅街道を回るとして、都心からだと一回り200kmちかい距離になります。

「じゃがいも」、「こんにゃく」、「わさび」といった良い意味で東京らしくないものが、檜原村の特産品になります。
TBSラジオの中で、「じゃがいもアイス」が絶品だと言っていたので、一度は食べてみたいものですね〜。

また、村内には50を越える「滝」があります。
ただ滝の場所は点在しているため、一日では回りきれそうにありませんが、ゆっくりと何日かかけて、檜原村巡りというのも素敵に思います。


今回の情報源:檜原村オフィシャルウェブサイト

   http://www.vill.hinohara.tokyo.jp/

※ 今回は、このサイトの観光ガイドを見て、内容を作らせていただいたようなものです...