#040 2012年7月 我將介紹香港 (香港を紹介します)【2】

 

 香港あちらこちらの続き 〜

香港の一日は「粥」で始まります。
日本の白米だけのお粥と違い、こちらの粥は鶏肉や豚肉が入ったりしていて、一日の活力がつきます。

かつて市内のど真ん中にあった香港空港は啓徳空港(カントック空港)と言われていましたが、いまは赤鱲角(チェクラップコク)という西寄に移転しました。

日本への帰国便は、たいてい午前便なら10時前後、午後便なら14時前後に香港を出発することになるので、午前便で帰る時には、友人は空港でこの粥を食べることにしているそうです。
逆に言えば、空港にも「粥」の専門店があるぐらい、香港ではメジャーな食べ物ということになります。


 しかし、これは… (好みが分かれそうです) 〜

香港の市内には、もちろんコーヒーやハンバーガーの専門店ばかりでなく、最近では回転寿司のチェーン店も多くあります。
そういう所に背を向けて、一歩裏通りのようなところにはいると、ちょっと昔風の作り…白いタイルが昔のお豆腐屋さんにも似ていますが、喫茶店というよりは甘味処という風情のお店があります。

冷蔵庫からペットボトルに入ったお茶(これが20種類ぐらいあります!!)を取って、隣の陶器にゼリーらしきものがあります。

これがなんと「亀のゼリー」!!
本当に滋養強壮というか、亀の甲羅を粉末にしてゼリーにしたと聞くと、失礼ながらグロテスクというか…。


基本的には味というものはないので、蜂蜜をかけて甘くして食べたりします。
臭みやクセはなく、何も聞かされなければ、甘みのない抹茶のゼリーのような感じです。

日中の気温が30度を優に越える香港では、涼を取りがてら、サラリーマンの人たちがこのゼリーを食し、そして次の仕事へと向かっていくそうです。
さすがに食にこだわりを持つ人たち、そして香港のバイタリティーを感じさせる一品と思います。


 なんでもありなら旺角、まとめ買いなら赤柱 〜

それぞれ「旺角(モンコック)」、「赤柱(スタンレー)」といいます。

旺角は先月号で紹介したエアポートエクスプレスの九龍から、歩いてもそれほど遠くはありません。
赤柱は香港島の賑わっている北側とは反対の南側〜南シナ海に面したリゾート地になります。赤柱へはバス(巴士)かタクシー(的士)ですが、距離は少しありますがタクシーでも200HKD(香港ドル:1HKD≒10円(2012年夏のレート))ぐらいです。

旺角の女人街というところは、約300mの道路へ屋台が店を出し、ちょうど毎日フリーマーケットのような状態です。
中には日本でも売られている「made in China」のウェアとまったく同じ物が、2~3割の値段で売られています。

その他には、i-PnoneのケースやUSBメモリーといったIT関連の商品、様々なバッグや時計など色とりどりです。

ただしこの女人街が本当に賑わうのは夕方から夜で、お昼ごろからポツポツとお店の準備が始まるそうです。

この旺角・女人街に対して、赤柱(スタンレー)は古くからマーケットがあり、ちょうどアメ横のような感じです。

衣料品を取り扱うお店が多く、問屋さんで買うような感覚で、驚くような値段でいいものが買えます(たとえばパジャマの上下で500円ぐらい)。

それから印鑑やハンコを作るには、ここでオーダーすることができます。ヒスイやメノウといった軸に名前や屋号を彫ってもらうのですが、やはり同等のものを日本で作るよりは、相当安く作ることができます。

その場では受け取ることはできなくても、ホテルの住所と名前を伝えておけば、夜か翌朝までには届けてくれます。
香港は同じ漢字を使う文化圏ですが、繁体字という日本の旧書体を使っています。ですから、印鑑を頼む時には、「こういう形の文字」だということをきちんと伝えることが大事です。

(例:きちんと指定しないと、「礼子さん→禮子さん」で出来上がってしまいます。また、香港で使わない漢字の場合、たとえば「日」が「田」で出来上がってしまったという苦情もあったと聞いています。「章さん→下の早が上に突き抜けて田+十になった」とか…)


 やっぱり… 〜

「100万ドルの夜景」をご紹介する予定が、大幅に食い込んでできませんでした。
次回こそは!! と思うのですが、「もういい加減で香港の話はいらない」と言われそうです。何事もなければ、来月でこのテーマは完結したいと思います。

 

パソコンの環境により、現地の地名が文字化けしている場合があります。

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